第15回高輪建学祭 ご挨拶




建学祭にあたって

学校法人東海大学理事長・副総長
東海大学 学長  松前 義昭




 東海大学の建学祭を迎えるにあたり、学生の皆さんとともに心よりお祝い したいと思います。この3年間、新型コロナウイルス感染症対策のため、 様々な行事が中止となり、また制限のある中で行われてきました。こうした 制約を経て、今年度は、心から楽しめる建学祭となることでしょう。学生の 皆さんには、ぜひ学生らしく、明るく、元気に臨んでいただきたいと思います。
 建学祭は、学生の自主的な企画・運営のもとに行われ、日ごろの学修や研 究、課外活動の成果の発表の場であり、また、仲間や地域、社会とのつなが りを広げ、深める機会でもあります。
 本学には、建学の母胎となる私塾「望星学塾」設立にあたり、創立者 松 前重義が掲げた四つの言葉があり、これは現在も学園の教育の指針として掲 げられています。その最初の一つが『若き日に 汝の思想を培え』です。こ こでいう思想とは、国内外の社会問題や課題に対し思いを寄せ、疑問を持 ち、考え、知識を得て理解を深めて自分なりの結論を得る。その結論を総合 的にまとめて一貫性のある考え方を作ることであります。学生の皆さんに は、キャンパスライフの中で多くの人と知り合い、ともに行動し、議論を交 わすことで、思想を培うための基盤作りをしていただきたいと思います。特 に、キャンパスにおける大きな行事である建学祭は、企画の実践を進める中 で様々な方と関わり、友情を深め、互いの尊敬の念を育む絶好の場です。こ の機に学生同士だけでなく、校友会や地域の皆さまとの集いと交流をとおし て日ごろの成果が広く社会に還元されることを願っております。
 最後に、ここまで準備をされてきた建学祭実行委員会、学生会、各クラ ブ・諸団体の皆さんに心からの敬意を表します。また、学生の皆さんを支え てこられた教職員の皆さま、ご支援を賜りました地域、自治体、企業の皆さ ま、そして卒業生・校友の皆さまにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。




建学祭開催にあたって

東海大学 情報通信学部
学部長  三角 育生



 今年は、高輪の地にある東海大学品川キャンパスにおいて情報通信学部学 生が単独で建学祭を主催する最後の年となります。そのような大切な機会に、 昨年に引き続き今年もフル開催できることを喜ばしく思います。2020 年以来、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い様々な活動に対する制約を余 儀なくされてきました。しかし今年5月に第5類感染となり、法律に基づく 行政の要請・関与はなくなりました。おかげで日々の研究活動や授業にも活 気が戻りつつあります。そうしたなか、安全に留意すべく自主的な取組みを 行って、建学祭開催に向け、協力してきた学生の皆さん、企画実行を推進 してきた建学祭実行委員の皆さん他、関係者の皆さんに心から感謝の意を 表します。
 建学祭は、学生の皆さんが中心となり、日頃の学修、研究、文化活動、ク ラブ・サークル活動、ボランティア活動などの日頃の成果を広く公表し、展 示、発表、イベントなどを通じて学生同士、教職員、地域の方々などとの交 流、親睦を深めることなどを目的とするものです。新型コロナ禍のなかで、 サークル活動などに入るタイミングを逃してしまった、地域交流や文化活動 を十分にできなかった人もいらっしゃるでしょう。そうした人々も含めて、 皆さんが制約なく多くの学生、地域の方々、教職員などと交流し、学生生活 を彩る今年の高輪建学祭のテーマ「彩」は、まさに2023年らしいものと考 えます。この機会に、いつまでも思い出に残るような彩のある情報通信学部 での学生生活の大切な時としていただけることをお祈りいたします。
 さて、昨年度から情報通信学部は、観光学部、経営学部、国際学部、政治 経済学部と共に、グローバルシチズンカレッジに所属しました。これらの学 部の学生も来年度からは品川キャンパスで学ぶこととなります。すなわち多 様な学部の学生が集う、いわば「彩」が高まることとなるわけです。それに 先立ち品川キャンパスで「彩」を示すことで、現在、湘南キャンパスで学修 している情報通信学部の1、2年生や、他学部の学生の皆さんも惹きつける ことができると素晴らしいと思います。ぜひ、より多くの人々に彩を添える ものとなることを期待いたします。
 最後に、この建学祭を成功させるために努力されてきた実行委員会、学生 会、クラブ・サークル、研究室、教職員、同窓会、地元、企業の皆さまに心 からお礼を申し上げます。




新たな彩りに思い出を


第15回高輪建学祭実行委員会
実行委員長 宮島 康樹


 こんにちは。第15回建学祭実行委員会委員長の宮島康樹です。
 第15回高輪見学祭にお越しいただき誠にありがとうございます。今年度 も準備を重ねて高輪建学祭の開催を迎えられましたことを大変嬉しく思いま す。今年度のテーマは「彩~いろどり~」です。コロナ禍を経てオンライン で何かを催されることに抵抗がなくなり、つい対面で参加することを億劫に 感じてしまったり、新たな試みにチャレンジするタイミングを逃してしまっ たりした方もいるかもしれません。その思いを汲み取り皆さまの今の生活を 彩り思い出に残るイベントになってほしいと思い、このテーマに決めまし た。本年度の建学祭は、コロナ前に行われていた懇親祭を久しぶりに取り入 れたり、昨年大盛況となりました模擬店や移動動物園など様々な企画を取り 入れ、過去最大の盛り上がりを目指しています。
 建学祭は実行委員だけで成り立っているわけではありません。学生や教職員の方々、地域の方々の協力により成り立っています。ご来校下さった皆様、是非建学祭で新たな思い出となる素晴らしいひと時をお過ごしください。



新しい建学祭の
    スタートに

高輪学生会 会長 西山 諒平



 皆さん、こんにちは。高輪学生会会長の西山です。
 本日は、東海大学品川キャンパスの建学祭にお越しくださり、誠にありが とうございます。第15回高輪建学祭は、例年通りの開催を目標に各団体が 様々な準備を進めてまいりました。高輪建学祭のテーマである「彩~いろど り~」の通り、実行委員会を中心に試行錯誤し、各団体が高輪建学祭におも しろみや華やかさを付け加えていけたと思います。
 開催にあたり、高輪建学祭実行委員会をはじめに、ご支援くださっ た皆様、ご協力していただいた皆様に心より感謝申し上げます。お越しくださっ た皆様にとって、特別な思い出になれば幸いです。本日はどうぞごゆっくり お楽しみください。



東海大学品川キャンパス 建学祭実行委員会